NPB斉藤コミッショナー、開幕前に全選手PCR検査実施へ 専門家提言受け「仕組みつくりたい」

[ 2020年6月8日 17:47 ]

第9回新型コロナウイルス対策連絡会議を終えウェブ上で会見するNPBの斉藤惇コミッショナー
Photo By スポニチ

 プロ野球とJリーグが合同で設置した新型コロナウイルス対策連絡会議の第9回が8日、オンラインで行われた。既にJリーグは開幕前に全選手へPCR検査を行うことを発表しているが、専門家チームからはプロ野球でも6月19日の開幕までに全チームの全選手へPCR検査を行うことが提言された。

 専門家チームの三鴨廣繁氏は「Jリーグは事前検査を実施していきますが、プロ野球も実施していくことでほぼ合意を得ています」と説明。検査方法は2日に厚生労働省で認可された唾液のPCR検査を提言しているという。「従来の鼻腔と比べても、唾液による検査はほぼ同等」という知見が得られているという。

 またシーズン開幕後も、1カ月に一度の定期検査を行うよう進言した。Jリーグでは2週間に一度の隔週で定期検査を行っていくが、「プロ野球はサッカーほどボディコンタクトはない。月に1回程度が妥当だろうと」と三鴨氏。加えてシーズン中の緊急対応検査のため、本拠に近い医療施設で速やかに検査が行えるよう、事前交渉しておくことを指示した。

 プロ野球の斉藤惇コミッショナーは「第1回の検査を開幕前に全球団でやる仕組みをつくりたい」と明言。12球団はこの会議後の8日夕方、代表者会議を行い事前検査についても協議する。これまではPCR検査の供給など検査体制が整っていないため、一斉の事前検査は困難との見方があった。ソフトバンクや巨人は個別に抗体検査を実施していた。ただ、新規感染者数が減少し、新たに唾液による検査が認められるなど、PCR検査に関する「需要と供給」のバランスが改善されてきた。今後、検査実施時期や方法を含めて議論していく。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2020年6月8日のニュース