阪神・北條 決勝2ランで遊撃譲らん! 開幕後も木浪と併用案 チームは止まらん!甲子園で6戦連発

[ 2020年6月8日 05:30 ]

練習試合   阪神2-1ソフトバンク ( 2020年6月7日    甲子園 )

<練習試合 神・ソ> 3回、先制2点弾を放った北條(左)を拍手で迎える矢野監督 (撮影・成瀬 徹)
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 阪神・北條史也内野手(25)が7日、ソフトバンクとの練習試合で3回に先制で決勝の左越え2ランを放ち、チームとして6試合連続本塁打へ伸ばした。2日から再開された練習試合では左腕との対戦時に遊撃で先発出場して結果を残し、開幕後も木浪との併用は濃厚。激しいレギュラー争いは「6・19」以降も続きそうだ。

 いわゆる主力が休養した一戦。北條の存在感が際立った。3回2死一塁。カウント2―2と追い込まれてから和田の外角直球に力いっぱい踏み込み、左翼席まで運んだ。

 「追い込まれて、1打席目は真っすぐでやられたんで。ホームランも追い込まれてからだったんですけど、真っすぐに負けないようにと思ってました」

 初回1死では同じように変化球主体で追い込まれて最後は直球で右飛。同じ轍(てつ)を踏まず、2月8日の中日との練習試合以来、今年2本目の本塁打を打ち込んだ。

 助っ人勢や糸井らが欠場でもアーチの“バトン”つなぎ、チームとしては6試合連続本塁打へ伸びた。17年の最終盤に記録した7試合連続以来。戻ったベンチ前では自ら拍手をして祝福した。「みんな拍手してくれたんで、自分も拍手しようと思って。何でか分かんないですけど、やりました」。確かな手応えを感じているからこそ軽快に呼応した。

 矢野監督からも「ひと振りで決めたのは価値ある打撃だと思いますし、元々ベンチにいてもムード盛り上げてくれたり、いつもしてくれる選手なんで。北條が打てばベンチも盛り上がる。素晴らしい本塁打でした」と認められた。同世代の木浪との遊撃争いで一歩も譲らない。2日に再開された練習試合では投手の左右で先発遊撃を分け合い、打率・455を残した。一方の木浪も随所で好守を見せ、左方向への長打も披露。レギュラー争いは決着せず、開幕後も当面は続きそうだ。

 「開幕ももうすぐなんで、結果で勝ち取るんだという思いでやってます。だいぶゲームもやって、この1週間でだいぶ良くなったかなと思います」

 9日からはマツダスタジアムと京セラドーム大阪で最終準備。開幕後は5カード連続で敵地戦が組まれ、次に本拠地に戻ってくるのは1カ月後の7月7日の巨人戦だ。「スタメンで出てる状態で戻ってきます」。願いを込める七夕の夜に思いをはせ、投手の左右に関係ないレギュラー奪取を力強く誓った。(長谷川 凡記)

 《甲子園での6戦連発は15年以来》北條(神)が3回、左翼へ先制の2ラン。6月2日の練習試合再開以降、チームは12球団唯一全6試合で本塁打をマークし、10本は中日、ロッテに並ぶ最多になった。阪神の6試合以上連続本塁打は、17年9月27日のDeNA戦からシーズン最終戦の10月10日中日戦にかけて7試合連続でマークして以来3年ぶり。甲子園で6試合以上は、15年6月20日ヤクルト戦から7月9日中日戦の6試合連続以来になる。

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