NPB 8日に“今季特別ルール”協議 登録人数増などに加え、延長10回打ち切り案も議論

[ 2020年6月8日 05:30 ]

斉藤コミッショナー
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 プロ野球は8日、12球団代表者会議と理事会、実行委員会を行う。6月19日の開幕に向け、新型コロナウイルスの影響による今季限りの特別措置などを協議する。専門家からは「選手の心身の負担軽減の特別ルールが感染防止には必要」と助言を受けた。1軍登録人数は従来の29人から31人に、試合に出場できるベンチ入り人数は25人から26人に増える見通し。1軍の外国人枠は4人から5人に増やし、ベンチ入りは4人のままとすることも検討されている。

 同じ理由で長時間の試合を避けるための制限も検討中。従来は12回までの延長戦を、10回で打ち切る案が議論されており、承認される可能性がある。開幕が遅れたため、新戦力獲得期限は7月31日から9月30日へ繰り下げられる見通し。感染者が出た際の試合挙行条件なども協議される。

 また、代表者会議前にはJリーグとの対策連絡会議を行う。専門家チームから事前検査や感染者が出た際の対応などの助言を受ける。

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