横浜高ドラフト候補 スカウト陣に猛アピール 左腕・松本最速152キロ、父子鷹・度会は木製バットで快音

[ 2020年6月8日 05:30 ]

球児たちの特別な夏

ブルペン投球する横浜のドラフト候補左腕・松本
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 横浜が7日、横浜市内の同校グラウンドで練習を再開した。阪神、西武のスカウトが視察に訪れた中、今秋ドラフト上位候補の左腕・松本隆之介投手(3年)はブルペンで捕手を立たせて約30球。同じくドラフト候補の度会隆輝内野手(同)もシート打撃でアピールした。

 松本は1メートル88の長身と制球力が持ち味。自粛期間中は食事量を増やし、昨夏から7キロアップの84キロに増量。自前の計測で最速は152キロに到達した。「とにかく空腹を感じる時がないようにしていた。今、凄く調子が良い」と手応え。夏の甲子園と地方大会の中止は「へこんだ時期もあったけれど、ふっ切れた。プロという目標に向かって頑張りたい」と前を向いた。

 度会は元ヤクルト内野手で現在は球団広報の博文氏(48)を父に持ち、抜群のバットコントロールが売り。同じ左打ちのヤクルト・村上モデルの木製バットでマシンを使ったシート打撃に臨み、2打席目でスライダーを中越え二塁打。「ずっと木製で練習していた。良い当たりが出て、自信になりました。プロ一本でいきたい。代替大会があればベストパフォーマンスを見せたい」と力を込めた。

 さらに、146キロ右腕のエース木下幹也もプロ注目。6日にも3球団があいさつに訪れるなど注目度が高い。阪神の吉野誠スカウトは「3人とも実戦で良いプレーができれば十分に(指名の)チャンスはある」と評価。ドラフト候補生たちが、新たな目標へ一歩を踏み出した。 (松井 いつき)

 《村田新監督、代替大会は「オール3年生でいく」》4月に就任したOBの村田浩明新監督も2カ月ぶりの指導となった。甲子園中止の決定後、オンラインで選手のケアにあたっており「まだ試行錯誤している」と現状を明かした。神奈川県は代替大会の開催を目指して協議が続いているが「代替大会があればオール3年生でいく」と23人の3年生のみで臨むことを明言。「横高は、どんな場面でも強いというところを見せたい」と話した。

 ◆松本 隆之介(まつもと・りゅうのすけ)2002年(平14)7月31日生まれ、神奈川県出身の17歳。小1から野球を始める。中学時代は戸塚シニアで全国大会出場。横浜では1年春からベンチ入り。2年春に甲子園出場し、同年高校日本代表1次候補入り。1メートル88、84キロ。左投げ左打ち。

 ◆度会 隆輝(わたらい・りゅうき)2002年(平14)10月4日生まれ、千葉県出身の17歳。小1から野球を始める。中学時代は佐倉シニアでプレーしU15日本代表。横浜では1年春からベンチ入りし、1年夏、2年春に甲子園出場。1メートル82、81キロ。右投げ左打ち。

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