楽天・大地 「FA入れ替わり対決」でロッテ・美馬撃ち 14打席ぶり快音にホッ「やっと出た~」

[ 2020年6月8日 05:30 ]

練習試合   楽天6―1ロッテ ( 2020年6月7日    ZOZOマリン )

<ロ・楽>2回、美馬から左翼線に二塁打を放つ鈴木大(撮影・沢田 明徳)
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 ユニホームが替わっても、違和感はなかった。楽天・鈴木大とロッテ・美馬の、移籍後初となる「FA対決」が実現した。2回先頭での第1打席。鈴木大はフルカウントから低め141キロ速球を、コースに逆らわず左翼線へ運ぶ。二塁ベースに到達すると「やっと出た~」と本音が漏れた。オープン戦は打率・367と絶好調も、練習試合は出場4試合、13打席(10打数)で無安打が続いていた。

 2人は過去に何度も対戦してきたが、今季からクリムゾンレッドとピンストライプのユニホームが入れ替わった。「見ている人の方が違和感あったと思います。僕はいつも通り、普通にやれました。逆にその前の2試合の方が違和感があったので」。昨季までチームメートだった投手が多く登板した初戦と2戦目の方が、古巣対決を意識させたようだ。

 練習試合の初戦は2番で起用され、以降は5番に座っている。「(4番の)浅村の後ろを打つ打者は重要。大地は何でもできる。走者を還す勝負強さもあって、つなぐこともできる。選球眼も良いしね」と三木監督。内外野をこなせる守備だけでなく、打撃のユーティリティー性にも期待している。鈴木大はロッテで1~9番まで全打順を経験。それぞれの役割は十分に理解しており、対応力と柔軟性はチームにとって大きな力になる。

 練習試合は半分が終了し、残り6試合に。鈴木大は「1本出ると出ないでは気持ち的にも違う」と安どしつつ「ここから細かいサインプレーも出てくる。毎週、6連戦を戦うスタミナも必要」と表情を引き締める。移籍1年目でコロナ禍に翻弄(ほんろう)されてきたが、3カ月遅れのシーズン開幕に向け、着実に歩を進めている。 (重光 晋太郎)

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