ソフトB・和田 4回2失点で開幕ローテに前進 高3以来の甲子園デーゲーム「球児の思いも持って投げた」

[ 2020年6月8日 05:30 ]

練習試合   ソフトバンク1-2阪神 ( 2020年6月7日    甲子園 )

<練習試合 神・ソ>ソフトバンク先発の和田(撮影・北條 貴史)
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 松坂世代で唯一の現役左腕はまだまだ元気だ。ソフトバンク和田毅投手(39)が7日、阪神戦との練習試合に先発し、4回を3安打2失点5奪三振で開幕ローテーション入りへ前進した。甲子園で昼間の試合に登板するのは、島根・浜田高3年時の98年夏の甲子園以来。ベテラン左腕は若々しい姿を聖地で披露し、順調な仕上がりを首脳陣に示した。

 13年ぶりに帰ってきた甲子園。ホームランを打たれたが、しっかり腕を振った聖地のマウンドの感触は格別だった。和田は直球中心の投球スタイルで4回を3安打2失点。3回に北條から2ランを浴びた以外の投球は危なげなく、開幕ローテーション入りへ順調なステップを踏んだ。

 「ホームランは“あっ!”となった。もったいない失投です。相手も見逃してはくれませんね。でも腕は振れているし、狙ったところにいっている。修正しますが、納得しています」

 甲子園での登板は07年6月11日の阪神戦以来と振り返ったが、昼間の登板は島根・浜田高3年時にエースとして8強入りした98年夏の甲子園以来22年ぶりだと苦笑した。ベテラン39歳は「球児の憧れの地で投げさせてもらい、(夏の甲子園が中止になった)球児の思いも持って投げた」と語った。

 初回。3番・高山をこの日最速となる144キロの内角直球で空振り三振に斬った。立ち上がりを3人で片づけると、2回は先頭の4番・大山、5番・陽川を2者連続三振に抑えた。3回の北條から浴びた一発は139キロ直球が甘くなったが、4回は最終打者の江越を三振に仕留めて計5奪三振。工藤監督は69球の投球を満足した様子で振り返り、「全然良かった。今までで一番良かった。失投しない投手なんかいないし内容、姿と良かった」と声を弾ませた。

 「松坂世代」で唯一の左腕。昨季は左肩痛から2年ぶりの復帰登板を果たして、4勝をマークした。40歳シーズンとなる今年、同世代で現役を続けているのは5人となった。この日、松坂の開幕2軍が決定したが、和田は着実に前進中だ。「18、19年と勝負できなかった。ようやく、こういう形で競争させてもらっている。新たな開幕にしっかり調整したい」と高校球児のようにハキハキとした口調だった和田。昨季までの分を取り返す準備はできている。

 ▼ソフトバンク・二保(2番手で4回2安打無失点)何が何でも結果。力で開幕ローテを勝ち取りたい。

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