巨人・丸 88日ぶり一発で開幕準備OK 「丸ポーズ小型版」披露、パフォーマンス準備もOK

[ 2020年6月8日 05:30 ]

練習試合   巨人8-2ヤクルト ( 2020年6月7日    東京D )

<練習試合 巨・ヤ>2回1死丸はソロホームランを放ち、ベンチ前で「マルポーズ」(撮影・森沢裕)
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 開幕へ準備OKだ。巨人・丸佳浩外野手(31)が7日、ヤクルトとの練習試合に「3番・中堅」で出場。2回、3月11日のソフトバンク戦以来88日ぶりの一発となるソロ本塁打をバックスクリーンに放った。初回には復帰後3試合7打席目で初安打となる右前打もマーク。原辰徳監督(61)のアドバイスを即実践し、19日のシーズン初戦に向けて着実に仕上げてきた。

 ソーシャルディスタンスを保って喜び合った。おなじみの「丸ポーズ」でナインに出迎えられた丸。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ハイタッチはできなくても、このポーズは接触不要だ。最後はカメラに向かって左手の親指と人さし指でOKの形をつくる「小型版」を決め、テレビの前のファンに届けた。

 「手応えは良かったけれど久しぶりの感触だったので、自分としても柵を越えるかどうか、分からないまま走りだした感じでした」

 打撃時の「ディスタンス」を取り戻した一発だった。5―0の2回1死。左腕・高橋の外角高め146キロ直球をしっかり呼び込んで捉えた。バックスクリーンまで運ぶソロ本塁打。88日ぶりの一発は、原監督の言葉から生まれたものだった。

 5月中旬に右足親指を痛め、今月5日に復帰も2試合で6打数無安打。本来の姿ではなかった。この日の試合前、指揮官から「ボールに近づいている」と指摘され「トップの位置をちょっと引く」ように助言された。

 約2カ月、実戦から遠ざかり「自分の中でタイミングが取り切れずに、自分からピッチャー方向に寄っていっているような感じだった」と自己分析。練習でもタイミングが早くなり引っ張り気味の打球が多かったが、17、18年にセ・リーグMVPを獲得した実力者は、きっちり「距離感」を修正した。自分のミートポイントまで呼び込むことを意識し、初回1死一塁ではフルカウントからスライダーを右前へ。次打席での豪快弾につなげた。

 個人調整期間中は、家族との距離を縮めた。「シーズンの延長くらいの感じでやってきた」と集中力を保ちつつ、自宅では「子供の宿題を見たりしてます。家族と過ごす時間は増えました。庭で遊んだりしています」とも明かした。3児の父は時にはカレーを振る舞い、子供たちの笑顔も力に変えた。

 左足打撲を負っていた岡本も前日に本塁打。19日の開幕に向け、主軸が照準を合わせてきた。「1打席目から100%でいけるようにしっかりやっていきたい」と丸。開幕からあっと驚く飛距離のアーチを連発し、ライバル球団を引き離す。 (青森 正宣)

 ▼巨人・中島(5回、右翼ポール際にソロ本塁打。練習試合再開から4試合で打率.455)打ったのはストレート。逆方向にいい形で打つことができました。

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