元巨人右腕 携帯電話握りしめて待つ日々…トライアウト参加「やれることは目一杯できた」

[ 2019年11月14日 09:00 ]

巨人時代の長谷川潤(2016年撮影)
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 元巨人の長谷川潤投手(28)が、12日に開催されたNPB合同トライアウトに参加。翌13日に「今はもう携帯電話を握りしめて、落ち着かない時間を過ごしています」と、心境を吐露した。

 持ち味は発揮した。
(1)亀沢(前中日)をスライダーで空振り三振
(2)島井(前楽天)をツーシームで見逃し三振
(3)杉山(元中日)を直球で投ゴロ

 シート打撃形式で無死1ボール、1ストライクから始まり、安打や四球は走者が残る方式だった。今季はBCリーグ・石川に所属したため、石川県内の自宅からトライアウト開催地の大阪市まで車で往復。「やれることは目一杯できました」と振り返った。

 15年育成ドラフト8位で巨人入りし、モデルの「ハセジュン」と同姓同名で話題となったサイドスロー右腕。18年に打撃投手に転身したが、現役復帰を決意した。今年の1月に右肘のクリーニング手術を行い、4月のBCリーグ開幕戦で先発投手を務めるなど16試合に登板して5勝5敗、防御率3・96をマークした。

 球速は巨人時代の140キロ台まで戻り、スライダーなどの変化球にも磨きをかけてきた。巨人時代に1軍で投じることのなかったフォーク、ツーシームも習得して投球の幅は広がった。全てはNPBに復帰する夢のため。

 「ツーシームはしっかりと投げきることができた。スライダーは右打者にも左打者にも手応えがありました」。アピールポイントを存分に発揮し、天命を待つ。(記者コラム・神田 佑)

 ◆長谷川 潤(はせがわ・じゅん)1991年(平3)6月15日、東京出身の28歳。成立学園、金沢学院大を経て14年からBC・石川に所属。15年育成ドラフトで巨人から8位で指名され入団。18年に打撃投手に転身し、今年からBC・石川に復帰。持ち球はカーブ、スライダー、カットボール、ツーシーム、フォーク。1メートル86、82キロ。右投げ右打ち。

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