広島ドラ6玉村 大野さんになる!身長、体重、左投げ、ぜーんぶ一緒「球団背負う投手に」

[ 2019年11月14日 05:30 ]

広島との仮契約を終え笑顔の玉村
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 広島にドラフト6位で指名された丹生の玉村昇悟投手(18)が13日、福井市内のホテルで入団交渉に臨み、契約金2500万円、年俸450万円で仮契約した。身長1メートル77、体重75キロがどちらも大野豊氏(スポニチ本紙評論家)と全く同じサイズという左腕。「自分もずっと名前が残るような選手になりたい」とレジェンド級の活躍を誓った。(金額はいずれも推定)

 カープへの入団は、運命に導かれた必然だったのかもしれない。仮契約を終え、Cマークの赤い帽子をかぶった玉村は身長、体重が大野氏と同じだと知ると、不思議な縁を感じ目を輝かせた。

 「投球を見たことはないですが、自分も先発完投を目指している。お会いしたときにお話を聞いて、ぜひ参考にさせていただきたいです」

 大野氏はドラフト下位どころか、76年ドラフト外で入団した。現役生活22年間で最優秀防御率に2度、最優秀救援投手に1度輝くなど、通算148勝138セーブを挙げた広島のレジェンド。玉村も下位指名ではあるが、活躍できればその姿を重ね合わせる鯉党は多いはずだ。節目の一日にも浮き足立つことなく、気を引き締めた。

 「支配下では一番下の順位なので、危機感を持ってみんなよりも頑張って練習しないといけない。下位でも活躍できるような選手になりたい。いずれはチームを引っ張ってカープを日本一にしたい」

 ヤクルトからドラフト1位指名された隣県の星稜・奥川とは高校時代に2度対戦し、2度とも敗れた。「自分も球団を背負うような投手になる」。プロで対戦すれば一歩も引くつもりはない。

 担当の高山健一スカウトからは「大野さんのような偉大な投手になってほしい。左打者のインコースをガンガン攻めていける。3、4年後ぐらいにローテに入れる力はある」と最大級のエールを送られた。続けて「今年の夏は(決勝で敗れたが)自分が軸となりチームを甲子園に連れて行きたいという心意気が出ていた」とメンタルの強さも称賛。福井大会で5試合52奪三振の新記録を樹立した能力だけの評価ではない。

 広島の日本人左腕で2桁勝利を挙げたのは01年の高橋建(現阪神2軍投手コーチ)が最後。「不安より、プロはどんなところだろうという楽しみの方が大きい。ワクワクしています」と玉村。大好きな越前ガニのように、スケールの大きい左の先発として鯉投を支える。(北野 将市)

 ◆玉村 昇悟(たまむら・しょうご)2001年(平13)4月16日生まれ、福井県越前町出身の18歳。宮崎小4年から「宮崎ファイヤーズ」で野球を始める。宮崎中では軟式野球部に所属。丹生では1年春の県大会から背番号17でベンチ入りし同秋からエース。最速147キロで2種類のカーブとチェンジアップを操る。50メートル走6秒5。1メートル77、75キロ。左投げ左打ち。

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