U18侍「4番」東邦・石川 二刀流お見事!7回同点二塁打&1回1失点

[ 2019年8月25日 05:30 ]

練習試合 第2試合   高校日本代表3―4駒大 ( 2019年8月24日    東京都内 )

<駒大・U18日本代表>2試合目の7回、適時二塁打を放つ石川(撮影・木村 揚輔)
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 初の実戦で日本代表の4番を務めたのは、投打で東邦を今春のセンバツ制覇に導いた石川だった。第1試合は三塁を守り、2回に左前へチーム初安打。守備も無難にこなして勝利に貢献した。

 「小針コーチ(作新学院監督)から“当てにいってるから強く振れ”と言われ、インパクトで100%の感じで打てるようになってきた。低めの変化球にも対応できました」

 第2試合は一塁で先発出場し、1点を追う7回に右翼線へ同点の適時二塁打。三塁を狙ってアウトになり、そのまま7回にマウンドに上がった。「7月の県予選で投げて以来のマウンドでした。投球練習は一応してきたんですが、走ってすぐ登板だったのでヤバかったです」。1イニングを2安打1失点。敗戦投手となった投球を、そう振り返った。

 今回のW杯は球数制限があるため、石川にも登板の可能性は十分ある。「明日起きたら、いろんな箇所が痛いかもしれません」と笑ったが、4番&投手の二刀流の存在は悲願の初優勝に向けて頼もしい。(落合 紳哉)

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