ロッテ・井上 前日から3つ目の死球受け激高 両軍乱闘騒ぎで警告試合に

[ 2019年6月6日 20:56 ]

交流戦   ロッテ―阪神 ( 2019年6月6日    ZOZOマリン )

<ロ・神>7回2死二、三塁、死球を受けて梅野(左)に詰め寄る井上(撮影・北條 貴史)
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 2―3と1点を追う7回2死二、三塁だった。ロッテ・井上は阪神・小野から手首付近に死球を受けると、捕手の梅野に指を3本見せ「3度目だぞ!」という口ぶりでて詰め寄った。すぐさま両軍がホームベース付近に集まる乱闘騒ぎになり、警告試合となった。

 「(死球の影響は)大丈夫です」と井上は試合後、多くを語ることはなかった。それだけの怒りがあった。

 伏線はあった。5日の同カードでも左ふくらはぎに2死球を受けた。ただ、試合の流れを決める11号2ランを放つなど活躍し、お立ち台では「死球は許さないぞという気持ちで打った」と怒りのパワーをぶつけたと冗談まじりで語っていた。ただ、3度、繰り返されては普段は温和な4番の堪忍袋も限界だった。

 ただ、2死満塁の好機では自打球のレアードに代わり、5番に入っていた香月が、左飛に倒れるなど、チャンスは生かせず、チームは延長戦の末に敗れ、交流戦はカード負け越し発進となった。

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