中日 疑惑の判定に泣く 与田監督「あのジャッジにはびっくり」

[ 2019年6月6日 21:45 ]

交流戦   中日4―6ソフトバンク ( 2019年6月6日    ヤフオクD )

<ソ・中>8回2死、右越え三塁打を放った大島は一気に本塁を狙うもアウト(右は高谷)(4)(撮影・岡田 丈靖)
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 疑惑の判定に泣いた。中日は今季ワーストの5連敗。

 3―4の8回、武山のソロで同点とし、2死から大島が右翼へ大飛球を放った。打球がフェンスに直撃し、大きく跳ね返る間に大島はランニングホームランを狙い、本塁へ突入。クロスプレーとなり、土山球審はアウトの判定を下した。

 すかさず、与田監督がリクエストを要求。場内に流された映像では捕手・高谷のミットの下に大島の手が滑り込み、ホームベースを触っているように見えたが、リプレー検証の結果、判定は覆らずアウトのままで攻守交代。勝ち越しのチャンスを逃すと、その直後に2点を失い、勝負が決した。

 与田監督は試合後、憮然とした表情で「俺もセーフに見えた。あのジャッジにはびっくり」と納得がいかない様子。

 加藤宏幸球団代表も「映像を見た限り、セーフでないかと思った」とした。その上で、8回表が終わって直後にセ・リーグ統括に電話連絡したことを明かし、リプレー検証に対する意見書は提出できない旨を伝えられたという。

 ただ、「検討時間が長かった。彼ら(審判団)も悩んだのだろうけど」と疑惑の判定にチクリ。「与田監督からは意見書を出して欲しいと言われた。どういう形にするかは、今晩考える」とした。

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