今秋ドラフト候補 パナ片山、復調へキラリと光ったソロ「やるしかない」

[ 2019年6月6日 15:12 ]

第90回都市対抗野球大会近畿地区第2次予選 第5代表決定トーナメント 準決勝   日本生命3―2パナソニック ( 2019年6月6日    大阪シティ信金スタジアム )

<パナソニック・片山勢三>7回、左翼へソロ本塁打を放ちガッツポーズするパナソニック・片山勢三
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 敗戦の中でキラリと光った。今秋ドラフト候補のパナソニック・片山勢三内野手(23)が7回、左翼へソロ本塁打。5月10日のJABA東北大会・明治安田生命戦以来の一発に、ガッツポーズが飛び出した。

 打てない責任を感じていた。3三振した4月28日のJABA京都大会・東芝戦を最後に4番から外れ、近畿地区第2次予選でもこの試合まで打点はなし。打順は8番まで下がった。「自分の中では悔しい限り」。それでも、5日のミキハウスとの第4代表決定トーナメント準決勝に敗れた直後も「結果が出ないときこそ練習しないといけない」と、後ろ向きになることはなかった。コーチにノックを打ってもらったり、自社グラウンドに戻ってからも室内で打ち込んだりと、何とか局面を打開しようと練習だけは重ねてきた。そんな中で飛び出した待望の一発。「とらえたと思って打ち損じたりが多かった。自分の中ではそんなに悪いイメージではなかった。何とかチームを勢いに乗せたいと思って(ガッツポーズが)出ました」。105キロの恵まれた体躯から繰り出す長打力を誇示した。

 休みの日でも、野球のことが頭から離れない。テレビでは似た体形で目標にしているという西武・中村や山川の映像を流す。同じようなタイプの選手だけではなく、俊足巧打の阪神・近本の打席で足を上げるタイミングも研究。打順は下がっても、モチベーションは下がっていない。

 チームは第6代表決定トーナメントに回り、本大会出場までもう1敗もできないという後がない状況まで追い込まれたが「やるしかない。チームが勝たないとどうしようもないので、1点1点相手より多く取らないといけない」と力強い。復調傾向の逸材が、その打棒でチームを押し上げる。

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