大谷 2試合連発も8回の同点の押し出し四球は「獲った四球。個人的には本塁打より嬉しかった」

[ 2019年6月6日 17:07 ]

ア・リーグ   エンゼルス10―9アスレチックス ( 2019年6月5日    アナハイム )

<エンゼルス・アスレチックス>9回2死二塁、ガルノーがサヨナラ二塁打を放ちナインと祝福する大谷(左)(撮影・会津 智海)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(24)が5日(日本時間6日)、本拠地アナハイムでのアスレチックス戦に2試合連続で「3番・DH」で先発出場。2点を追う4回に、今季初の2試合連続本塁打となる5号3ランアーチを放ち、1点を追う8回には同点の押し出し四球を選ぶなど4打数2安打で自身初の4打点をマーク。チームは10―9でのサヨナラ勝ちし、連敗は2でストップした。

 【大谷と一問一答】

――接戦を勝利したことについて。
「この試合を勝ち切れたというのはすごく自信になるんじゃないかと思う。この試合を勝ちきる力があるということは、もっともっと上にいけるチャンスがあるんじゃないかと思います」

――今季初の2戦連発。感触は。
「感触はいくか、いかないかは分からなかったですけど、感じは良かった。いい 感じで上がってくれた」

――ボールの下をたたくイメージか。
「下をたたくというイメージはないので、自分のポイントで来た球に対して(バットが)いい軌道で入っていければ、良い軌道で飛んでくれるかなと思っています」

――トラウトが敬遠された直後の打席に向かう気持ちは。

「塁の埋まった敬遠は初めてだったので新鮮な感じはしましたね」

――冷静だったのか。
「あの場面は本当にワンポイントで僕を抑えにきている継投なので、ボール先行になるというのはあまり考えづらかったけれど、際どい球を見逃せましたし、欲を言えば3ボール1ストライクのボールをしっかり捉えたかったですけど、その後、切り替えてしっかりボールを選べたのは良かった」
――逆転の3ラン。同点の押し出し四球。勝負強さを持っていると感じるか。
「勝負強いかどうかは分からないですけど、ほぼチャンスで最近は回っているかなと思いますし、チャンスで回ってくるという場面自体が多いので、失敗している打席ももちろんありますし、どちらが多いのかはちょっと分からないですけど、なるべくそういう打席は得点に絡んでいけるような仕事をアウトでもしたいなと思っています」
――新鮮な気持ちというのは、燃えたというか、そういう気持ちなのか。
「燃えたというのはないですね。それだけ、(トラウトは)素晴らしいバッターですし、普通に敬遠するという選択肢があるのが普通じゃないかなと思います」
――オースマス監督はオークランド遠征辺りから調子が上がってきたと言っていた。
「ここ最近良い感じで打席に立てているかなと思うので、それを継続するのと、また落ちてきたなと思った時にそういう感覚を取り戻せるように、その準備もしたいなと思います」
――ここ最近良くなってきた要因として、変えたこと、変えなかったこと。
「フォームの微調整ももちろん毎回しますし、打席での待ち方だったりとかっていうのも1回1回試したりはするので。どれがいいかっていうのもシーズン中も探しながらじゃないかなと思います」

――押し出し四球を選んだ瞬間の感情。
「嬉しかったですね、素直に。もらったフォアボールというよりは獲ったフォアボールなので。個人的にはホームランより嬉しかったです」

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