西武 “昨季王者対決”に5発9得点圧勝 広島は球団初の10カード連続勝ち越しならず

[ 2019年6月6日 21:00 ]

交流戦   西武9―2広島 ( 2019年6月6日    メットライフD )

<西・広>5回無死 2打席連発となるソロを放ち「どすこい」ポーズを決める山川(左)(撮影・久冨木 修)
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 西武が交流戦最初のカードとなった広島との“昨季王者対決”最終ラウンドで5本塁打を放って9―2と圧勝。2勝1敗と勝ち越した。今季初登板の郭が6回3安打2失点で昨年9月以来の勝利。広島は球団初となる10カード連続勝ち越しを逃した。

 西武は0―2で迎えた初回、秋山の自身18本目となる先頭打者アーチと森の右犠飛であっという間に同点。2回に1死二塁から金子侑の左前適時打で勝ち越すと、3回には山川が右中間へ24号2ランして広島先発・山口をKOした。

 山川は5回にも2番手・アドゥワから2打席連発となる25号ソロを左翼スタンドへ放って60打点に到達。この回、栗山に右越え3号2ラン、6回には外崎にもバックスクリーン右への11号ソロが飛び出し、7点差をつけての圧勝となった。

 広島はプロ初先発となった前回登板ヤクルト戦で7回2死までノーヒット投球の快投を見せてプロ初勝利を挙げた2年目の山口が3回で2発を含む7安打を浴びて5失点KO。

 2番手の3年目右腕・アドゥワも5回のロングリリーフで3発を含む7安打を浴びて4失点と打ち込まれ、打線も初回に暴投と西川の右犠飛で2点を取ったが、得点はそれだけ。西川もノーヒットに終わり、連続安打が27試合でストップした。

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2019年6月6日のニュース