マー君“魔の5回”に被弾で5敗目　ツキにも見放され「しんどい」

ア・リーグ   ヤンキース3―4ブルージェイズ （ 2019年6月4日    トロント ）

ブルージェイズ戦の5回、マウンドで投手コーチ（左）の話を聞くヤンキース・田中
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　ヤンキース・田中は6回6安打4失点で5敗目（3勝）を喫した。魔の5回だった。先頭グリチェクにソロを浴び、1死後にもガルビスに逆転2ランを許した。いずれも明らかなストライクをボールと判定された直後に被弾。「組み立てが難しくなる。苦しかった」とこぼしながらも、「そういう中でも抑えなきゃいけないし、最後にミスしているのも自分」と唇をかんだ。

　5月12日以降は4戦続けて勝ち星なし。この日の判定や、味方守備などツキに見放されている感もあり「しんどいはしんどいです」。それでも6戦連続6回以上を投げ、最低限の仕事は果たしている。「我慢は続け、投球のステップアップをしていく」とさらなる向上を誓った。　（杉浦大介通信員）