83歳ノムさん“蔦2世”の夢語る「やっぱり甲子園に行きたいよね」

[ 2019年6月6日 05:30 ]

学生野球資格回復研修を受けた(前列左から)門田博光氏、杉下茂氏、野村克也氏、(後列左から)堀内恒夫氏、福本豊氏 (撮影・西川祐介)
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 野球殿堂入り顕彰者に対する「学生野球資格回復制度研修特例」としてNPBプロ研修特例の面談が5日、東京都内のホテルで開かれ、元楽天監督の野村克也氏(83)ら5人が参加。約2時間にわたる面談に臨んだ。

 かつて社会人野球シダックスの監督も務めた野村氏は「プロがアマを(自由に)指導できないというのは納得できない」とかねて抱く疑問を強調。その上で長年の夢だった高校野球の監督への道が開けることに「(プロ出身で高校野球の監督を務めた)池田の蔦さん(故人)がうらやましくて“蔦2世”になりたいと思っていた。今でも情熱はある。やっぱり甲子園に行きたいよね」と語った。

 野村氏は「もう体力的に無理。東大の監督?夢の夢だよ」と笑ったが、野球殿堂入り顕彰者は、プロ側と学生側による研修会が免除されている。面談を終えた5人はリポート課題をクリアすれば「資格適正認定申請」を経て最短で18日に資格回復が認定され、アマ選手の指導が可能となる。 

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