好捕も魅せた!日本ハム・清宮　決勝打でヤクルト撃破　加藤が交流戦初勝利

交流戦   日本ハム3―1ヤクルト （ 2019年6月6日    札幌D ）

＜日・ヤ＞3回2死一、二塁、適時打を放った清宮（左）は、リクエスト判定の間、一塁手の村上と言葉を交わした（撮影・高橋茂夫）
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　日本ハムがヤクルトを3―1で下し、交流戦開幕カードを勝ち越した。清宮が3回に決勝点となる右前適時打を放つなど2安打1打点の活躍。守備でも好捕を見せチームの勝利に貢献した。先発の加藤は5回4安打1失点で3勝目（4敗）で自身交流戦初勝利となった（1勝4敗）。

　日本ハムは初回、2死一、二塁から王柏融（ワン・ボーロン）がヤクルト先発・小川の5球目をとらえ中前適時打。3回には2死一、二塁から清宮が右前適時打。右翼の雄平が捕手へのダイレクト送球で際どいタイミングとなるが二塁走者・中田の好走塁で間一髪セーフ。リクエストが行われるも判定は覆らず2点目が入った。

　4回は1死から出塁した中島が2死一塁となったところで盗塁に成功。ここで大田が右前適時打を放ち3点目。7回の守備では2死一、ニ塁の場面で清宮がファインプレー。代打・荒木が打ち上げたファウルボールを捕手が見失うも清宮が猛然とスライディングキャッチ。気迫あふれるプレーで球場を盛り上げた。

　先発の加藤は3回までパーフェクトピッチング。しかし4回、1死から青木にセーフティバントを決められ初安打、山田哲には左前打を許し2死一、二塁となったところで村上に中前適時打を打たれ1点を失った。加藤は5回71球ながらも降板。その後はロドリゲス、宮西、石川直、秋吉とリリーフ陣が好投を見せ3－1で逃げ切った。
　
　ヤクルトは先発の小川が6回8安打3失点（自責点2）の力投も実らず8敗目。15、16年の4連敗を上回る自己ワーストの5連敗となってしまった。