ソフトB和田に盟友・杉内コーチからエール「元気に投げている姿見られてよかった」

[ 2019年6月6日 06:21 ]

交流戦   ソフトバンク5―2中日 ( 2019年6月5日    ヤフオクD )

ソフトバンク時代の杉内(右)と和田
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 巨人の杉内俊哉ファーム投手コーチ(38)が、左肩痛から2年ぶりの復帰登板を果たした和田を祝福した。ダイエー・ソフトバンク時代の同僚でダブル左腕エースとして切磋琢磨(せっさたくま)した間柄。同じ「松坂世代」として、現役を続ける盟友にエールを送った。

 元気に投げている姿を見ることができてよかった。僕にとっては勝ち負けよりも、それが一番うれしいことだった。左肩の状態も回復してきているのだろうし、まだまだ現役を続けてほしいと思う。

 彼とはホークス時代からしのぎを削ってきた。プロ入りは僕の方が1年早かったけれど、同級生で同じ左腕。意識しないはずがなかった。そのおかげで僕も成長ができた。

 肩を痛めた昨年には連絡をもらった。僕も最後は左肩の故障がきっかけで体にガタが来ていた。治療院とか治療法とか、参考になったかは分からないけれど、知っているものはすべて話をした。

 昨年末にイベントで一緒になったときには「今年こそは」という熱い思いを聞けた。リハビリから順調に階段を上がっているようだったし、僕もこの日を楽しみにしていた。

 僕ら「松坂世代」も現役選手は数少なくなってきた。同級生たちの頑張りは僕らにも刺激になる。年齢には逆らえないけれど、これからも頑張ってほしい。まずは僕が持っている交流戦最多勝利数を抜いてほしいな。(巨人ファーム投手コーチ)

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2019年6月6日のニュース