巨人・桜井、3年ぶり先発で躍動！16年ドラ1右腕　パ首位の楽天を7回途中1失点

交流戦   巨人―楽天 （ 2019年6月6日    楽天生命パーク ）

力投する巨人先発の桜井（撮影・森沢裕）
Photo By スポニチ

　ルーキーイヤーの16年3月30日以来の先発となった巨人・桜井が7回途中3安打1失点の好投。プロ通算2勝目、先発としては初の白星の権利を持って降板した。

　初回に味方失策で無死二塁のピンチを背負うも、後続を打ち取って無失点で切り抜けた桜井。2回、3回を三者凡退に抑え、3回まで無安打投球と快調な立ち上がりを披露した。

　4回に2死満塁のピンチを招き、渡辺佳に押し出し四球を与えて1点を失ったが、続く辰己を高めの直球で空振り三振。最少失点で踏ん張ると、6回に岡本がソロ本塁打を放って1点を勝ち越した。

　パ・リーグ首位の楽天を相手に6回2／3、112球を投げて3安打8奪三振1失点。多彩な変化球で狙い球を絞らせず、特にカーブが効果的に決まって4番のウィーラーからは2三振を奪った。16年のドラ1右腕がプロ初登板以来となる先発マウンドで輝きを放った。