楽天・安楽、復活の28球 今季初1軍で2回1失点「今年やらないと終わる」

[ 2019年3月17日 08:16 ]

オープン戦   楽天0―6中日 ( 2019年3月16日    静岡 )

5回から登板した安楽(撮影・尾崎 有希)
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 キャンプから2軍調整を続けてきた楽天・安楽が、悲壮な覚悟を抱いて5回から3番手でマウンドに上がった。今年初めての1軍登板。「開幕直前に頂いたチャンスを自分の手でつかみたい」。1死からアルモンテにフォークをバックスクリーンに運ばれたが、すぐに気持ちを切り替えた。

 以降は無安打に抑え、2回1安打1失点。最速144キロを出し「直球でファウルを取ったり、ポップフライで打ち取ったり。やってきたことを出せた」と振り返った。平石監督も「“やってやるぞ”という気持ちを感じた」と、新たに現れた開幕ローテーション候補に合格点を与えた。

 「この2年間、期待に応えられていない。今年やらないと終わると思っている」

 13年春のセンバツでは済美(愛媛)のエースとして772球を投げ、注目を集めた。14年ドラフト1位入団後の4年間でわずか5勝。昨季は春季キャンプで右肩を痛め、登板2試合で2敗、防御率10・13だった。2軍では栗原2軍打撃コーチに打者が打ちづらいフォームや球質について助言を求め、同じ肩の故障を経験した石井2軍投手コーチにはケガを乗り越えるまでの取り組みを学んだ。この日対戦した中日の与田監督は昨季、楽天の2軍投手コーチ。「寄り添ってもらった」と感謝を込めて28球を投げた。

 則本昂が右肘手術を受け、先発枠は固まっていない。安楽は「空いているところに入って、結果を残すことしか考えてない」と鼻息が荒い。平石監督も「良ければ使う。チャンスはある」と明言した。 (重光 晋太郎)

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