阪神・糸井、OP戦初出場で快音 右膝OK「100%できた」

[ 2019年3月17日 05:30 ]

オープン戦   阪神1―5西武 ( 2019年3月16日    甲子園 )

3回1死一、二塁、糸井は中前打を放つ(撮影・大森 寛明)
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 阪神の糸井嘉男外野手(37)が16日、今春初実戦となった西武戦(甲子園)に「3番・右翼」で先発。3回1死一、二塁から真ん中スライダーを中前打してオープン戦初安打とした。初回の第1打席では9球粘って四球で塁に出るなど、初実戦とは思えない、いい内容で終えた。

 「打てた!2打席目はいいスイングをしようと思っていきました。体の面も含め、今日は守って足の状態とか確認できましたし、走塁とか100%できたので。(あとは)ケガなくいけるように開幕に向けてやっていきたい」

 ホッと一息つき、安心したような笑顔を見せた糸井は続けた。「試合勘というか、そのあたりを残り2週間で調整していきたい。生きたボールを見られたのでよかったです」。当初は12日の中日戦で初出場の予定だったが、5日のシートノックで外野芝生に足を滑らせ、右膝付近に炎症が見られたため出場がずれ込んだ。患部が昨年6月に骨折した右腓骨(ひこつ)と重なったこともあり、慎重に調整を進めてきた。

 守備に就く時には右翼スタンドの虎党からは「糸井ー!」と大声援が送られ、「高ぶるものがありました」と感謝を口にした。守備機会は3回に愛斗の右前打を処理する1回のみだったが、打席では積極的にスイングしてファールで粘るなどしっかり全快をアピール。矢野監督からも「しっかり振っている。さすがというか、2打席目もヒットを打ってね。球数も結構見られたし。粘るという部分もあったしね。いいんじゃない」と安堵(あんど)された。

 春季キャンプは例年以上に走り込みに力を注ぎ、汗を流してきた。「こんな年寄りが走る量ちゃうやろ」と言うほど連日走りに走って体を絞り込んだ。すべては矢野監督を胴上げするために――。

 今年もチームの中軸での活躍が期待されるが、「自分の形で振れるというのを目指してやっている。でも僕は2番がいいです」とつなぎ役に立候補? 「ジョークで言ってるんですよね?」の突っ込みにも「ガチだよ、ガチ!」と糸井節は相変わらずの絶好調だった。オープン戦は残り7試合。未だ経験したことがない優勝に向かって、まずは3・29の開幕に照準を合わせていく。(長谷川 凡記)

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