ソフトB加治屋、初登板で1回完全 開幕1軍へ大きな一歩

[ 2019年3月17日 05:30 ]

オープン戦   ソフトバンク4―1DeNA ( 2019年3月16日    横浜 )

2番手で登板した加治屋(撮影・島崎忠彦)
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 右肩の違和感で調整が遅れていたソフトバンク・加治屋蓮投手(27)が16日、DeNAとのオープン戦で初登板し、6回1イニングを3者凡退に抑えた。直球は最速148キロを計測し、昨季のセ・リーグ本塁打王のソトからはフォークで空振り三振を奪った。開幕1軍入りへ向け、大きな一歩を踏み出した。

 リリーフカーから降り立つと、緊張感は高まった。4―1の6回、2番手でマウンドに上がった加治屋は、1回を完全投球。今季のオープン戦初登板で、欲しかった結果を手にした。

 「マウンドに上がったらすんなり入れた。こういう雰囲気の中で投げられたことが収穫。真っすぐはもう少し高められる。変化球はいい感じで投げられた」

 まずは昨季本塁打王のソトを138キロのフォークで空振り三振。柴田を最速148キロ直球で二ゴロ、代打・戸柱を左飛に抑えた。直球を引っかけるシーンもあったが、上々の12球。「(体が)横振りになっているので、縦に振れるようにフォーム固めもやっていく」と引き締めた。

 昨季は球団最多タイの72試合に登板。セットアッパーとして、2年連続日本一に貢献した。年明けまで順調に自主トレをこなしていたが、2月の宮崎キャンプは右肩の違和感を訴えて別メニューでの調整。3月に入って2軍戦で実戦登板を果たし、この日に1軍に合流した。「結果を残している選手が多い。開幕1軍を絶対につかむという思いで一球一球を投げないと残れない」と悲壮な覚悟を口にした。

 首脳陣にとっては、ひと安心の初登板になった。倉野投手コーチは「このままのペースでいけば間に合うのでは」と話し、工藤監督も「久しぶりで荒れている球もあったが、最初にしては良かった。少しずつ修正していけば(開幕1軍に)入る可能性はあるのかな」と見通しを語った。
 「しっかりした結果を出していかないといけない」と加治屋。開幕まで約2週間を切った。オープン戦で調子を上げ、今季も終盤のマウンドを守る。

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