両投げ投手ベンディット ジャイアンツと契約間近 過去には両打ち打者と対戦、投球ができない経験も

[ 2018年12月20日 15:28 ]

パット・ベンディット投手(AP)
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 大リーグの公式サイトは19日、ジャイアンツが両投げのパット・ベンディット投手(33)と契約間近であると報じた。

 救援投手のベンディットは大リーグ3年間で通算56試合に登板。今季はドジャースで15試合に登板して防御率2・57だった。両打ちの打者は多いが、両投げの投手は稀有な存在。両投げの投手が両打ちの打者と対戦する際、野球規則では投手が先に右か左かで投げるかを選ぶことになっている。

 マイナー時代にベンディットは両打ちの打者と対戦した際、いつまで経っても投球ができない経験をした。右で投げようとすると打者は左に、それを見て左で投げようとすると打者は右にスイッチするという光景が繰り返されたためで、当時はどちらが先に選ぶという規則がなかった。結局、この時は審判の判断で打者が先に打席を選ぶことになったが、後に「投手が先」とされた。

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