阪神・岩崎 盗みたいガルシアの技「マネできることがあるなら」

[ 2018年12月20日 05:30 ]

トークショーでファンに囲まれポーズを決める岩崎(左)と梅野(撮影・成瀬 徹)
Photo By スポニチ

 新たに加わった“ライバル”も、自身の成長への糧とする意気込みだ。来季は先発転向の可能性もある阪神・岩崎は、同じ左腕のガルシアの加入にも平然。一緒に練習する春季キャンプでは、今季13勝の助っ人の技を盗む意欲を口にした。

 今季は中日で活躍した左腕の印象は「足が速い!めっちゃ速い!」と意外な答えで笑わせた。ただ、チームメートになることについては「見てからですけど、マネできることがあるなら参考にしていきたいですね」と表情を引き締めた。

 矢野監督が就任直後に明かしたのが岩崎の先発再転向プランだった。まだ確定ではなく、ガルシア入団で再び構想が変わる可能性もあるが、現在は先発、中継ぎの両にらみで調整に励んでいる。

 「秋のキャンプから(中継ぎが重視する)瞬発系のトレーニングを中心にやってきた。それを継続しつつ、また1月から(先発に必要な)スタミナ系というかそっちの方をやっていきたい」

 2年連続の60試合登板を果たす61試合を投げたものの、1勝3敗10ホールド、防御率4・94の成績には満足していない。どこを任されるにせよ、新たな引き出しを増やしたい思いは常にある。1軍枠を争う強敵の加入もプラスに考え、レベルアップを図る。

続きを表示

2018年12月20日のニュース