阪神、マルテに一本化 来季の新助っ人野手候補

[ 2018年12月20日 06:20 ]

前エンゼルスのジェフリー・マルテ内野手
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 阪神が来季の新助っ人野手候補をジェフリー・マルテ内野手(27=前エンゼルス)に一本化し、交渉を進めていくことが19日、分かった。この日までに、マルテがNPB入りを熱望していることが判明。新4番候補を求めて調査を続けていた阪神との思惑が合致した格好だ。課題の貧打解消へ向け、メジャー通算30本塁打のスラッガー獲得を目指す。

 矢野阪神が来季の新助っ人野手候補を、メジャー通算30本塁打のドミニカン・スラッガーに一本化したことが判明した。球団が昨年オフから有力候補として調査を続けてきたマルテだ。球団幹部も以前から「リストに入っています」と話していた。すでに、獲得へ向けた交渉を進めていると見られる。

 実は以前からマルテ本人がNPBでのプレーを熱望していたことも、この日までにメジャー球界関係者への取材で判明した。今季はエンゼルスに所属し、大谷のチームメートとしてプレー。大谷とはクラブハウスで談笑するなど親しく、その際に日本野球のレベル、環境、待遇などを聞き出していたもようだ。

 同関係者によれば11月上旬にエンゼルスからフリーエージェントとなったマルテは、KBOの複数球団からも熱烈なオファーを受けていたという。だが、本人があくまで日本行きを熱望。そのマルテが新天地を日本に求めたタイミングと、4番候補を探していた阪神の思惑が合致し、一本化に至った。

 最大の魅力は、パワーだ。1メートル85、99キロの恵まれた体格を誇る、右の長距離砲。16年シーズンにはメジャー88試合に出場し、打率・252、15本塁打、44打点をマークした。今季は左手首の張りでシーズン途中に離脱した影響もあり、90試合出場、打率・216、7本塁打、22打点にとどまった。とはいえメジャー実働4年間、通算256試合出場で30本塁打を放っており、シーズン162試合換算で19本塁打の計算が立つスラッガー。しかも甲子園特有の浜風の影響も受けにくい右打者のため、獲得成功のあかつきには、矢野阪神の4番最有力候補に躍り出ることが確実だ。

 守備位置は主に一塁ながら、三塁と左翼も守れる守備力を持ち合わせる。起用の選択肢が多い点も、大きな魅力と言える。

 阪神は今季、新外国人選手では球団史上最高額となる3億4000万円を投じて獲得したロサリオが不発に終わり、チーム本塁打数85本はリーグワーストに甘んじた。そこで今オフの補強戦線において、野手の新助っ人候補に関しては慎重に、時間をかけて、人選を進めてきた。満を持しての一本化。今後は1日も早い合意を目指し、交渉を進めていく。

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