佐久長聖 史上初タイブレーク制す!延長14回で決着

[ 2018年8月6日 19:27 ]

<旭川大・佐久長聖>校歌斉唱を終え、アルプスの応援団の下に駆け出す佐久長聖ナイン(撮影・井垣 忠夫)
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 第100回全国高校野球選手権記念大会第2日は6日、甲子園球場で1回戦4試合が行われ、第4試合では史上初のタイブレークの末、2年ぶり8度目出場の佐久長聖(長野)が9年ぶり8度目出場の旭川大高(北北海道)に5―4で勝って2014年以来4年ぶりの夏1勝を挙げた。旭川大高は1993年以来25年ぶりとなる夏1勝をあと1歩で逃した。

 4―4で今大会初の延長戦に入った試合は12回でも決着がつかず、規定より大会史上初のタイブレークへ突入。無死一、二塁で行われるタイブレークで適用2イニング目となった14回、先攻の佐久長聖が先頭・真銅の内野安打で無死満塁としてから続く上田の二塁ゴロの間に1点勝ち越した。その裏、旭川大高は持丸が三塁ゴロで1死一、二塁としてから楠茂が二塁への併殺打に終わり、タイブレーク適用1号となった歴史的な1戦は佐久長聖に軍配が上がった。

 タイブレーク制度は選手の疲労を考慮し、今春の選抜大会から導入されたが選抜では適用なし。甲子園では春夏通じてこの試合が適用第1号となった。

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