友情のアシストプレー 倒れた北照・岡崎に沖学園の選手がコールドスプレー&飲料差し出す

[ 2018年8月6日 15:57 ]

第100回全国高校野球選手権記念大会第2日1回戦   沖学園4―2北照 ( 2018年8月6日    甲子園 )

<北照・沖学園>9回表、北照左翼手・岡崎は吉村の打球を追い立てなくなり両チームの選手が集まる(撮影・岩崎 哲也)
Photo By スポニチ

 全国高校野球選手権大会の2日目、第3試合で対戦した北照対沖学園戦で試合中に敵と味方の境界を超えた友情の“アシストプレー”があった。

 北照の四番で左翼を守っていた岡崎翔太選手(3年)にアクシデントが発生したのは9回表。沖学園の先頭打者、吉村侑希選手(3年)が放った左中間への打球(二塁打)を処理した際、両足がつってその場にダウン。気温が34度に達していたこともあって、試合は一時中断となった。

 ここで沖学園の三塁コーチャー・上園凱斗がコールドスプレーを持って駆けつけ、背番号18の高塚と背番号13の高原が飲料を持って“現場”に急行。倒れた岡崎選手に差し出して一息つかせ、思いやりの行動に甲子園からは大きな拍手が沸いた。

 岡崎選手は泣きながら担架で運ばれたが、ベンチ裏で治療を受けたあと守備位置に復帰。南北海道大会で5本放った本塁打は披露できなかったが、最後までフル出場を果たした。

 試合後、上園は「コールドスプレーを持っていたのが僕だけだったので、思わず体が動いた。ありがとうと言われました」。高原は主将の阿部の指示で水を運んだといい「暑くて大変なのはお互い様なので」とはにかんだ。

続きを表示

この記事のフォト

「第91回(2019年)選抜高等学校野球大会」特集記事

「稲村亜美」特集記事

2018年8月6日のニュース