大阪桐蔭、春夏連覇へ貫録の初戦突破 エース柿木が1失点完投 藤原、根尾ともに2安打

[ 2018年8月6日 12:53 ]

第100回全国高校野球選手権大会第2日1回戦   大阪桐蔭3―1作新学院 ( 2018年8月6日    甲子園 )

<大阪桐蔭・作新学院>力投する大阪桐蔭先発の柿木(撮影・北條貴史)
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 第100回全国高校野球選手権大会第2日は6日、甲子園球場で1回戦の4試合が行われ、第2試合は、史上初2度目の春夏連覇を目指す大阪桐蔭(北大阪)が作新学院(栃木)を3―1で下して初戦突破を果たした。エース柿木(3年)が1失点完投。藤原(3年)、根尾(3年)らプロ注目の打者が活躍した。

 先発オーダーにズラリと3年生を並べた大阪桐蔭は、2回先頭の5番・根尾が左翼線を破る三塁打でチャンスを演出。1死三塁となって7番・山田(3年)がきっちりと左犠飛を打ち上げて先制に成功した。1―0のまま迎えた8回には2死二塁から4番・藤原が右前適時打。これを右翼手が後逸し、藤原は一気に本塁まで生還した。プロ注目の藤原、根尾はともに2安打を放ち、勝利に貢献した。

 投げてはエース柿木が強豪・作新学院相手にストライク先行の安定した投球。4回1死から8回まで14者連続でアウトを奪うなど、完ぺきに抑え込んだ。9回に1点を失ったが、最後まで1人で105球を投げきった。先制点を奪った山田・根尾の二遊間コンビが守備でも存在感を発揮。安打性の当たりを難なく処理するなど好投の柿木を何度も救った。

 一方の作新学院は昨年に引き続き2年連続の初戦敗退。3回に早くも先発の高山(3年)から佐取(3年)に継投するなど、3投手による継投で猛打を誇る大阪桐蔭相手にロースコアの展開に持ち込んだが、打線が柿木を攻略できなかった。

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