初出場の沖学園 15安打放ち1回戦を突破 北照は4度目の夏も初戦敗退

[ 2018年8月6日 15:34 ]

第100回全国高校野球選手権記念大会第2日1回戦   沖学園4―2北照 ( 2018年8月6日    甲子園 )

<北照・沖学園>力投する沖学園・斎藤(撮影・岩崎 哲也)
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 第100回全国高校野球選手権大会第2日は6日、甲子園球場で1回戦の4試合が行われ、第3試合では春夏併せて初出場の沖学園(南福岡)がエース斎藤の好投で北照(南北海道)を4―2で下し、2回戦で春夏連覇を狙う大阪桐蔭(北大阪)と対戦することになった。

 先行の沖学園は3回、斎藤の二塁打を足場に四番・吉村の左前適時打で先制。5回には先頭の平川が三塁手の頭上をワンバウンドで超える二塁打で出塁すると市川の三塁打と三浦の右前適時打で2点を追加した。7回にも2死2、3塁から吉田の一打が三塁への内野安打となって4点目。投げては斎藤がチェンジアップやスライダー、シンカーなど多彩な変化球を駆使して粘り、10安打を許しながらも北照打線を2点に抑えてチームを勝利に導いた。

 北照は5回裏に反撃。中谷の二塁打と掛谷の中前打で2点を返した。8回には1死1、2塁のチャンスを作ったが6番・田村は投ゴロ。沖学園の右腕・斎藤から10安打を放って食らいついたが、あと1歩及ばなかった。

 先発した横手投げの左腕・原田は15安打を浴びながらも要所では好投。しかし5年ぶり4度目となった夏の甲子園で悲願の初勝利を挙げることはできなかった。

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