地震にも負けず 履正社は2年ぶり聖地へ一丸

[ 2018年6月23日 06:10 ]

履正社の浜内太陽主将
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 第100回全国高校野球選手権記念大会(8月5日から17日間、甲子園)の南・北大阪大会などの組み合わせ抽選会が22日に行われた。

 2年ぶり聖地へ向けた履正社の初戦は7月15日に決まった。2回戦で摂津―高槻の勝者と激突。高校通算17本塁打の3番・浜内太陽主将(3年)は「相手はどこでも自分たちの野球をするだけ。北大阪は強い学校がたくさんある。自分たちのスタイルを変えないことが勝利に近づく」と決意を示した。

 大阪府北部を震源とする18日の地震で、茨木市内のグラウンドは一時断水。雨なども重なり、3日間練習ができなかったという。それでも、21日の練習試合・近大付戦では好左腕の大石を攻略。4―1で勝利を収めた。

 春の府大会は4回戦で興国に破れたが、1年生で5番を打つ小深田ら新戦力も台頭。戦力に厚みを増した。大阪桐蔭と同じ北地区で戦う今夏の100回大会。避けては通れない宿敵打倒へ一丸で戦う。(吉仲 博幸)

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2018年6月23日のニュース