楽天・岸、有言実行の快投 決勝弾の今江に「この1点を守って勝つ」

[ 2018年6月23日 18:46 ]

パ・リーグ   楽天3―2日本ハム ( 2018年6月23日    楽天生命 )

(左から)クラッチ、今江、佐々木莉佳子、石田亜佑美、岸、クラッチーナ(撮影・篠原岳夫)
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 楽天・岸が序盤、日本ハム打線に苦しむも、徐々に調子を上げ、8回2失点の今季7勝目。自身の連勝を6まで伸ばした。

 1回から3回までに本塁打を含む5安打を浴び、流れが日本ハムに傾きかけた。岸は「序盤は全然良くなくて、その後も微妙な感じで進んでいった」と、不安を抱えながらの投球であったことを明かしたが「嶋がよくリードしてくれた」と、徐々に調子を取り戻していった。

 3回に追いつかれるも、4回に今江に勝ち越しの本塁打が飛び出す。岸は「この1点を守って勝ちましょうって話を、今江さんとしていた」という通り、この後は8回まで二塁を踏ませぬ快投。まさに有言実行のピッチングを展開した。

 楽天生命パークでのお立ち台は、今季早くも3度目。今季は4月17日の完投敗戦が今季唯一の黒星と、2カ月以上負けなしで防御率は1・94とリーグトップを守った。岸は昨年、自身の勝ち星が8勝に終わったことを踏まえ「去年勝てなかった分、今年たくさん勝って皆さんに楽しんでもらえたらと思う」と、今後のますますの活躍をファンに約束した。

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