清宮 修正力で独走14号!第1打席3球三振も第2打席粘って8球目ガツン

[ 2018年6月23日 08:26 ]

イースタン・リーグ   日本ハム3―2巨人 ( 2018年6月22日    鎌ケ谷 )

本塁打を放ち、スタンドにマスコットのぬいぐるみを投げ入れる清宮
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 2軍調整中の日本ハムの清宮幸太郎内野手(19)が22日、イースタン・リーグの巨人戦に「3番・左翼」で先発出場し、リーグ単独トップの14号2ランを放った。吉川光夫投手(30)の外角スライダーに体勢を崩されながらもバックスクリーン右横に運んだ。自身4試合ぶりの本塁打で5月下旬に2軍降格してから、これで15戦10発。1軍再昇格へ猛アピールを続けている。

 体勢は崩された。でも、清宮は驚異のパワーではね返した。0―0の3回1死一塁で迎えた2打席目。吉川光の外角スライダーに食らいついた。高く舞い上がった打球はぐんぐん伸び、バックスクリーン右横に届いた。

 「あんまり振り切った感じではなかったけど、芯に当たったので感触は良かった。風に乗ってくれた感じ」

 14日のイースタン・リーグの楽天戦以来4試合ぶりの一発は14号2ランとなり、リーグ単独トップ。これで5月下旬に2軍降格してから15戦10発の量産態勢だ。初回の1打席目は141キロ直球に振り遅れて3球三振。「全然タイミングが合っていなかったけど、次からタイミングを合わせられて直球に対応できるようになった」。本塁打の場面は追い込まれてから直球を3球ファウルし、粘った末の8球目を捉えた。修正力が光っていた。

 清宮の成長を支えているのはぶれない野球への愛だ。フリーアナウンサーの小林麻央さん(享年34)が乳がんで死去してこの日でちょうど1年。夫の歌舞伎俳優・市川海老蔵へ伝えた最期の言葉「愛してる」を、昨夏の東西東京大会の選手宣誓で引用した清宮は「もちろん(野球を)愛しているけど中身が変わっている。どんどん濃い野球人生にしていければ」と語った。

 映像で清宮の打撃を確認した栗山監督は「何で(ほかの3打席で)アウトになるかを考えないと。うまくいかない時にどう形をつくるかが大事」と、あえて厳しい言葉を贈った。清宮はチーム方針として前半戦は1軍から故障者が出ない限り2軍で調整する見込み。今は鍛錬しかない。守備、走塁を磨き上げ、来るべき時を待つ。 (柳原 直之)

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