ロッテ井口監督 大嶺翔の引退「残念」大嶺祐は「兄として、彼を見守っていきたい」

[ 2018年6月23日 18:29 ]

<ロ・西>ファンの歓声に応える井口監督(撮影・尾崎 有希)
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 ロッテは22日、大嶺翔太内野手(26)が任意引退の申し入れがあり、受理したと発表した。

 2年半前から複数の金融機関と借り入れのトラブルがあり、球団から再三、指導、注意を受けたが、解決することができずに本人が責任を取った。

 兄でロッテの大嶺祐太投手(30)は、球団を通じ「兄としても、このようなシーズン途中でいろいろな方に迷惑を掛ける形で引退することとなってしまったことを、とても申し訳なく感じている。本人なりに反省をした中で今回の結論を出したのだと思う。今後は人のためになれるように、日々を過ごしてほしい」とし、「これからはチームメートではなく兄として、彼を見守っていきたい」とコメトを発表した。

 また、ロッテの井口監督も「ポテンシャルが高い選手で、私としてはとても期待をしていただけに、非常に残念。自分で引退を決めたからには新たな人生で、一からやり直すつもりで、社会人としての自覚と責任を持って頑張ってほしい」と金銭問題でのまさかの引退を惜しんだ。

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2018年6月23日のニュース