WBC後に調整期間要望 内川、角中ら「ベストで入りたい」

[ 2016年6月13日 17:24 ]

 ソフトバンクの内川聖一外野手ら7選手が13日、東京都内で開かれた日本野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会の事務折衝に出席し、来春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の後に十分な調整期間を確保するため、来季の公式戦開幕を遅らせるよう訴えた。来年は3月31日に開幕する見通しだが、選手会は4月7日への変更を要望している。

 WBCの日程はまだ発表されていないが、2013年の前回大会では帰国から1週間ほどで開幕を迎えた。WBCを2度経験している内川は「WBCもベストの状態で行きたいし、シーズンにもベストで入りたい」と話し、前回大会に出場したロッテの角中勝也外野手は「帰ってからの調整が2試合しかなかった。5試合ぐらいあればかなり変わってくる」と訴えた。

 NPB側で出席した広島の鈴木清明球団本部長は「調整ができないという事情は聞いている。われわれとしては今の日程で、どうフォローできるか考えたい」と話した。

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2016年6月13日のニュース