由伸監督「負けるべくして」4連敗 先発高木が5回KO

[ 2016年6月13日 05:45 ]

<ソ・巨>初回無死二塁、城所に2ランを浴びる高木

交流戦 巨人5-7ソフトバンク

(6月12日 ヤフオクD)
 前日のVTRのようだった。巨人は先発の高木が5回5失点KOで6敗目。今季2度目の4連敗で5月30日以来の借金生活となった高橋監督は「いつもの負けるべくして負けるというかね、負けるパターンなのかなというところですね」と苦悩をにじませた。

 高木は城所に2本の2ランを浴びて3回までに4失点。「警戒していなかったわけじゃないですが、同じように打たれた」とうなだれた。初戦こそ菅野が踏ん張り終盤まで接戦の展開に持ち込んだが、前日は先発の今村が4回までに7失点。ソフトバンク相手に序盤の大量失点は致命的だ。7回までソロ2本の2安打だった打線は、8回に4安打などで2点差まで迫ったが届かなかった。

 ソフトバンクには昨年の交流戦も東京ドームで3連敗しており、これで2年間勝ちなしの6連敗。14年も含めれば3年で1勝9敗と、地力の差を見せつけられた格好だ。

 「3つ負けたわけですから強いんじゃないんですか」と高橋監督。「また明日が来る。気持ちを切り替えて。いいものは出ているから、そういうものを出せるように」と過去を振り返るよりも前を向いた。(春川 英樹)

続きを表示

2016年6月13日のニュース