DeNA、セで独り勝ち 山口連続完封「チョー気持ちいい!」

[ 2016年6月13日 05:33 ]

<オ・D>完封勝利を飾り、ヒーローインタビューでレフトスタンドに向かって「超気持ちいいです」と絶叫する山口

交流戦 DeNA4-0オリックス

(6月12日 京セラD)
 最後だけ力が入った。4―0とリードした9回2死。DeNA・山口がフルカウントから投じた10球目はすっぽ抜けた。144キロの直球がモレルの左肩を直撃する死球。思わず目を見開いた。「危ねぇ。危険球かと思った」。すぐに切り替えリラックスしたフォームでボグセビックを二ゴロ。自身初の2試合連続完封勝利を達成しヒーローインタビューで絶叫した。

 「チョー気持ちいい!一人一人をしっかり抑えることだけを考えていた。調子はずっといい。それが結果として出ていて凄くうれしい」

 唯一のピンチは連打で1死二、三塁とされた初回だけ。4番・T―岡田、5番・中島を打ち取り波に乗った。5安打に抑えて5勝目。前回5日のロッテ戦(横浜)では9回3安打無失点で134球を投げたが、この日は120球で27個のアウトを積み重ねた。

 好調の要因はカーブだ。昨季よりも軌道が良くなり「打者のタイミングをずらすことも、勝負球としても使えるようになった」という。この試合投げたカーブは9球。うち5球を中盤の5回に集中させた。捕手の高城には「腕を大きく振ることで直球もリラックスして投げることができる」という狙いがあった。脱力の効果か、9回も余力十分で直球は149キロを計測。ラミレス監督に「彼を降ろす必要性はなかった」と言わしめた。

2試合連続の完封勝利は、球団では07年10月の寺原以来9年ぶり。チームは3連勝を飾り、首位・広島と2ゲーム差の単独2位に浮上した。この日の交流戦でセ・リーグ唯一の勝利。その立役者は「これからが勝負。大事な試合でいい投球ができるように」と頼もしく言った。(中村 文香)

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