広島“新井デー”9点快勝 名球会ブレザー授与にトドメの2号

[ 2016年5月18日 06:55 ]

<広・ヤ>試合前、名球会ブレザーを山本氏(右)から贈呈される新井

セ・リーグ 広島9―0ヤクルト

(5月17日 マツダ)
 自身の偉業を称える祝砲だ。広島・新井は8―0と大勢が決していた8回も、集中力を高めて打席に入った。きれいな放物線を描いた打球は、バックスクリーンへ。

 4月5日以来の2号ソロについて「久しぶりだったので自分でも(感触は)分からなかった」と喜んだ。

 同26日に通算2000安打を達成。試合前に名球会のブレザー授与が行われ、理事長の山本浩二氏が立ち会った。監督時代に4番に抜てきされた経緯もあり「お世話になったし、迷惑もかけた。そういう浩二さんからブレザーを頂き、感慨深い」。ブレザーに袖を通すと、頭をコツンと叩かれ「あれでリラックスできたかな」と語った。

 2試合ぶりに任された4番で、初回の先制打に始まり3安打。山本氏は教え子に「チームが勝つために一生懸命引っ張っていってほしい」とさらなる活躍を願った。

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