マエケン最短4回KO 4失点で3連敗「今はいい直球が…」

[ 2016年5月18日 05:30 ]

<ドジャース・エンゼルス>3回に4点を失った前田(AP)

インターリーグ ドジャース6―7エンゼルス

(5月16日 ロサンゼルス)
 ドジャース・前田が16日(日本時間17日)のエンゼルス戦でメジャー最短の4回降板に追い込まれた。

 2回の攻撃で、デビュー戦本塁打以来の安打を左前に運んで2点目を挙げたが、本職がピリッとしない。直後の3回、この試合で許した全5安打を集中されて4失点。下位の7番から始まる回に大量失点し、「3者凡退で終わらないと。点の取られ方が悪い。要所で粘れなかったり、打たれてはいけない場面で打たれている」と猛省した。

 開幕3連勝と華々しくデビューしたが、これで3連敗。4月の月間防御率は1・41だったが、5月は6・00と開幕当初の投球が影を潜めている。4回も6番から始まる相手打線を3三振、1四球に抑えたが、1イニングで24球を要した。

 「丁寧に投げすぎかなと4イニング目を投げたときに感じた。全部、制球、制球では自分の投球が小さくまとまってしまう」

 やられて、いかにやり返すか。「今はいい直球が投げられていないけど、そこを修正して、もう少し直球でカウントを取れれば楽になってくる。修正して次の登板で勝てるように、しっかり考えて過ごしたい」と誓った。 (奥田秀樹通信員)

続きを表示

この記事のフォト

2016年5月18日のニュース