金本監督 若虎に喝!「まだまだ物足りない」「グイグイ感を」

[ 2015年11月20日 13:12 ]

関西テレビ系「ゆうがたLIVEワンダー」に生出演した金本監督(関西テレビ提供)

 阪神の金本知憲監督(47)が19日、「ゆうがたLIVEワンダー」(関西テレビ)に生出演し、秋季練習&キャンプで指導に当たった若虎に対し「物足りない」とさらなる奮起を求めた。来季のレギュラーに順当ならと鳥谷、福留、ゴメスの名前を挙げたが5つのポジションは白紙状態。その争奪戦を見据え、より一層のアピール精神とハングリー精神の発揮を促した。

 指揮官として初指導した秋季練習及びキャンプを振り返った金本監督の口から飛び出したのは、若虎にとってはある意味、衝撃的なフレーズだった。

 「まだ、そこまで手応えはないですね。まだまだ物足りない。こちらが発信して動いている。自発的に、何も言わなくても、こちらの考えを感じ取れるものがほしい」

 若さにまさる武器はない。それを最大限に生かす要素こそアピール精神とハングリー精神。何も言われなくても打席内では投球に食らいつき、塁上ではどん欲に次の塁を狙い、守備に着けば打球に飛びつく―。その部分に、指揮官は物足りなさを感じていた。

 「同じ走るにも同じ守るにも、ガツガツ感が…。グイグイ感と言うの? 感じられる選手をね。何も言わなくても全員がやれるのが理想ですけど、なかなかそんなに表には出て来ない」

 その姿勢、取り組み方が「伸びしろ」になる選手の名も挙げた。「ちょっとおとなしめな選手。荒木とか。いいものを持っているのに。もっとアピール感がほしい。陽川にしても。中谷もちょっとそういうところがある。でもだいぶグイグイ感を聞いていたより出してくれた。出していたというより自然に出ていた」。言いかえれば、名前を挙げた選手の能力には大きな期待を寄せていることにほかならない。

 来季の先発予想を聞かれると「鳥谷、ゴメス、福留は、よっぽどのことがない限りスタメン。(4番は)今のところで言えばゴメスでしょう。順当に行けば」。実績のある鳥谷、ゴメス、福留の3人は現時点でレギュラーを確約。投手を除けば残されたポジションは5つ。勝ち取るためには能力に加えアピール&ハングリー精神が必要だ。

 「“来年、俺を絶対に使えよ”という空気を、こっちが感じれば。(例えば)コイツはチャンスはないだろうけど、1回くらいやろうかなという雰囲気をほしいというかね。感じ取れる選手もいるし、感じられないおとなしめの選手もいる」。若虎に注文を付けた上で「(若手の開幕先発の可能性には)彼ら次第。ありえますよ」と続けた。

 この日は甲子園球場で中村勝広GMのお別れの会が開かれた。来季、リーグ優勝の報告をするためには、未知の魅力を持つ若虎の力が必要不可欠。若虎が殻を破った時、チームとしても新たな姿になるはずだ。(惟任 貴信)

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