ムネリン　来季メジャー最優先「僕の中では決まっています」

妻へ愛の言葉を述べる川崎

　ブルージェイズからＦＡとなった川崎宗則内野手（３４）が、来季もメジャーでのプレーを最優先に契約交渉に臨むことが１９日、分かった。都内でイベントに参加し、来季の去就について問われると、具体的な言及は避けたが「僕の中では決まっています。まだ言えませんが。ちょっと待っていてください」と発言。現時点では米球界残留に気持ちが固まりつつあるとみられる。

　米４年目を終えた川崎はシーズン終了直後には「来季は日本か米国か…。今の心境は、得意の５０／５０かな」とコメント。古巣ソフトバンクなどが日本球界復帰に備えて獲得調査を進めてきた。ソフトバンクは背番号５２を明けたままで昨オフに引き続き復帰を待っているが、５年目となる来季もメジャーでの挑戦を続ける可能性が高い。

　川崎は今季は傘下３Ａバファローとメジャーを５度も行き来しながら２３試合に出場し、打率・２１４、２打点。ポストシーズンは出場登録を外れたがチームには同行し、２２年ぶりにリーグ優勝決定シリーズに進出したナインを鼓舞し続けた。