おかわり負傷の影響大きかった 試合直前まで打順決まらず

[ 2015年11月20日 09:46 ]

<日本・韓国>9回2死一塁、中村は遊ゴロに倒れる

プレミア12準決勝 日本3―4韓国

(11月19日 東京D)
 一塁を駆け抜けた侍ジャパンの中村剛は、そのまま痛めた右足で地面を蹴った。最後の打者となった悔しさを顔中ににじませた。逆転を許して1点を追う展開となった9回も2死一塁で代打を告げられた。本塁打をイメージして引っ張った打球は三ゴロ。「完全に決めるつもりでいった。(先発で)出たかったけど大事な試合でちゃんと走れない選手が出ちゃ駄目」。右太腿の違和感で2試合連続スタメンを外れたチーム最年長の32歳は言葉少なに球場を後にした。

 4回に平田の左前適時打などで3点先制も、中押し、ダメ押しができなかったことが響いた。7回無死一、二塁では代役4番に抜てきされた筒香が見逃し三振などで無得点。8回2死一、三塁でも坂本が空振り三振。小久保監督は「7、8回の押せ押せで、1点を取れなかったのが、響いた」。予選ラウンドで3戦連続決勝打など、打線をけん引した中田も初回2死一、二塁で遊飛。7回1死一、二塁は中飛に倒れた。2四球を選び、9回は2死から意地の中前打を放ったが「(これまでの好調は)全く無意味。そんな感じです。凄く良いピッチングだったので、(大谷)翔平には申し訳ない気持ちでいっぱいです」と悔しがった。

 負傷した中村剛の状態次第で「5番・筒香、6番・中田」の可能性もギリギリまで残されていた。重圧がかかる国際大会で、打順は試合直前まで決まらなかった。中村剛の右太腿の違和感が、チームにもたらした影響はあまりに大きかった。(神田 佑)

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