岩隈 毎回出たい!パワー対決堪能、米ならでは家族全員で夢舞台

[ 2013年7月18日 12:30 ]

<米オールスター戦>ア・リーグが勝利し、ハイタッチでチームメートを迎えるレンジャーズのダルビッシュ(右端)とマリナーズ・岩隈(右から5人目)

第84回米オールスター戦 ア・リーグ3―0ナ・リーグ

(7月16日 ニューヨーク)
 【岩隈久志 球宴体験記】一番楽しみにしていたのは、スーパースターのプレーを見て勉強すること。リベラの球宴最後の登板を見られたのも貴重な体験でしたが、それ以外にも特に印象に残った場面が2つありました。

 4回の先制点の口火となったカブレラの二塁打。左腕コービンの95マイル(約153キロ)の速球の後、内角スライダーに空振りし、バットがスタンドに飛び込むほどタイミングを外された。それなのに、次の外角スライダーを右中間へ。2試合対戦していますが、あらためて技術もパワーも凄いと感じました。6回はマーリンズの20歳のフェルナンデスが、そのカブレラに98マイル(約158キロ)の速球を3球続け、2球ファウルの後に一邪飛に打ち取った。まさにパワー対パワーの対決でした。

 試合後は一人一人と握手を交わしました。今までは知らない者同士だったのに、チームメートとして自然に声を掛けてくれる。エンゼルスのトラウトとはチャーター便から一緒で、日本語を少し教えてあげたりした。とてもナイスガイでした。

 米国ならではと思ったのは僕一人ではなく、家族全員で体験できたことです。本塁打競争は他の選手の家族に交じって、子供たちと一緒に見た。パレードも恥ずかしくて緊張したけど、家族と一緒に手を振った。僕がここまで来られたのは家族の支えが大きいし、メジャーの球宴は家族で楽しめるようにできている。メジャーと米国の(懐の)大きさを感じました。

 今回、日本人でダルビッシュと僕の2人が選ばれましたが、アジア人の投手でもこういう場所に入って来られる。それを証明できたのはよかった。来年も投手としてのレベルをもっと上げて、毎回、出られるような選手になりたい。今はそういう気持ちです。(マリナーズ投手)

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