松井氏 初の解説、元同僚MVPに歓喜「彼のための舞台だった」

[ 2013年7月18日 06:00 ]

<米オールスター戦>試合前に、ヤンキースのリベラ(右)と談笑する松井秀喜氏

第84回米オールスター戦 ア・リーグ3―0ナ・リーグ

(7月16日 ニューヨーク)
 ヤンキースなどで活躍し、昨季限りで引退した松井秀喜氏(39)が、NHKで初のテレビ解説を務め、かつての同僚リベラのMVP獲得を喜んだ。リベラとは03~09年の7年間一緒にプレー。09年にはともに主力としてチームを世界一に導いており「きょうは半分は彼のための舞台だったような試合。良かったと思う」と頬を緩めた。

 午後5時にグラウンドに姿を見せると、カノやハンター、球場内ではヤ軍時代の恩師で現大リーグ副会長のジョー・トーリ氏と旧交を温めた。リベラと会った際には、自身の引退式典が開催される28日(日本時間29日)ヤンキースタジアムでのレイズ戦での再会を約束。「残りのシーズン、残りのキャリアを頑張って」と声を掛けたという。

 ダルビッシュ、岩隈とも顔を合わせ「後半戦頑張ってください」とエールを送った。特にダルビッシュとは初対面。「対戦したかった」と伝えられたといい「打席に立ってみたかったとは思うが、こればっかりはジェネレーションだから仕方ない」と笑っていた。

 ▼タイガース・ハンター 松井に会ってビックリした。でも凄くうれしかった。ビジネスマンみたいだったけど、格好がさまになっていたな。(10年のエンゼルス時代)何度か食事にも行ったし、あいつは俺の大切な仲間の一人。最高の友人さ。

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2013年7月18日のニュース