広島救援陣また乱調 方程式再生が火急のテーマ

[ 2013年7月18日 06:00 ]

<広・中>8回表2死満塁、平田に右越え7号逆転満塁弾を打たれガックリの横山

プロ野球 セ・リーグ 広島2-4中日

(7月17日 マツダ)
 2夜連続の激痛だ。広島は17日の中日戦(マツダ)に2―4で敗れ、2年連続のAクラスターンを逃した。前日16日と同様に、救援陣が2点リードを守り切れず、逆転を許す最悪のパターン。35勝48敗1分け、5位で前半戦を終えた野村謙二郎監督(46)は、後半戦に向け「このまま行くわけにはいかない。一つでも順位を上げられるよう、必死にやりたい」と巻き返しを誓った。

 悪夢としか言いようのない幕切れだった。終盤に逆転され、勝ち試合を連続で落とした夜。野村監督は沈む心を必死に奮い立たせ「投打の歯車がなかなか噛み合わないけど、これが野球。どうやって上がって行くかを考えたい」と声を振り絞った。

 借金13の5位。中日戦3連勝が暗転したのは痛恨だが、幸い3位とはまだ2差だ。後半戦の戦い次第では巻き返し可能。当面の懸案は、今村とミコライオ…勝利の方程式をどう再生するか。

 「実績はあるので、不安要素を拭い、自信を取り戻してほしい」と指揮官。この日を含めると、逆転負けは今季19試合、8回以降のそれは8試合もある。これが裏返っていれば…。勝ち試合をモノにできるか否か、今季の行方に直結する懸案解消が火急のテーマだ。

 打線は得点力不足が改善されつつある。その流れを呼んだのは新外国人・キラだ。9日のDeNA戦(横浜)でデビューして9戦4発。影響はナインにも及び、打線は9戦で51点、1試合平均5・67点を挙げる。

 「キラが1人入ったことで打線の空気が変わった。今は得点する雰囲気がある。彼が今後いかに活躍してくれるか」

 ナインに競争意識を植え付けた指揮官は、後半戦も「状態のいい選手を使う」と明言する。その中で丸、菊池ら若ゴイが成長した。同時に、2軍調整中の栗原にも言及。「キツい時期なので、上がって来てほしい」。巻き返すには必要な戦力との期待感を示した。

 「苦しみ、もがくシーズン。ここからは強い精神力が必要になる。(クライマックスシリーズ進出を逃した)去年の悔しさは、選手にもあると思う。必死にやりたい」

 胸突き八丁の後半戦。今季こそ逆襲成就へ、ナインの意地が見たい。

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