先発・関谷が6回無安打12K!…明大ノーヒットリレーで4強

[ 2013年6月14日 14:13 ]

<富士大・明大>6回を無安打に抑えた明大先発・関谷

第62回全日本大学野球選手権準々決勝 明大7-0富士大(7回コールド)

(6月14日 神宮)
 第62回全日本大学野球選手権第4日は14日、神宮球場で準々決勝を行い、第1試合で明大(東京六大学)が3投手の無安打リレーで富士大(北東北大学)に7―0で7回コールド勝ちし、5年ぶり10度目の4強入りを決めた。

 明大は3回、1死満塁から菅野の二ゴロの間に先制。6回には2死満塁から大塚が左中間に走者一掃の三塁打を放ち3点、さらに2死一塁から岡大が左越えに2ランを放ってこの回大量6点を挙げ、試合を決めた。先発投手の関谷は6回を無安打1四球で無失点。打者18人から12三振を奪うノーヒット投球。7回から登板した2番手・上原も打者2人に無安打、3番手・今岡も打者1人を凡退に打ち取り、富士大打線を最後まで無安打で封じ込んだ。

 善波監督は「関谷がきちっと放ってくれた。文句のない出来でした」と振り返り、先発投手を無安打投球のまま交代させた継投策には「ずっとブルペンで放っていたのでマウンドに立たせたかった」とサラリ。「先に点をやらないってことだけ考えマウンドに上がった」という関谷も、得意のチェンジアップに相手のバットが何度も空を切ったことに「まっすぐが良かったのでチェンジアップも余計に生きたと思う。三振(の数)は出来すぎですが、良かった」と淡々と振り返っていた。

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