マー君、ダル、斎藤…全パ、豪華リレーで零封

[ 2011年7月24日 18:25 ]

試合終了後、場内を一周しファンの声援に応える田中(手前左)、ダルビッシュ(同右)ら全パナイン

オールスターゲーム2011第3戦 全パ5-0全セ

(7月24日 Kスタ宮城)
 全パがを田中(楽天)、ダルビッシュ(日本ハム)ら豪華8投手のリレーで全セを零封した。ファン投票1位の投手は先発登板が通例だが、この日の先発は仙台を本拠とする楽天の田中。150キロ前後の直球中心の投球で1回を無失点と踏ん張り、後を受けた東北高(宮城)出身のダルビッシュも3連打で1死満塁のピンチを招きながら、ヤクルトの青木を154キロの直球で三ゴロ併殺打に仕留めて切り抜けた。

 4番手では社会人時代を仙台市のJR東日本東北で過ごした摂津(ソフトバンク)が登板。続いて注目のルーキー斎藤(日本ハム)も登場。それぞれが持ち味を発揮し、スコアボードに0を並べた。ダルビッシュは「自分で決めたメッセージ(を発信すること)は難しい。いい方向に捉えてくれれば」。被災地の仙台での投球が、人々の元気や希望となることを願った。

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