ヒデキ感激!古巣が“粋な演出”で500号祝福

[ 2011年7月24日 06:00 ]

大型スクリーンに映し出される松井の500号本塁打を称える映像

ア・リーグ アスレチックス7―17ヤンキース

(7月22日 ニューヨーク)
 祝福ムード満点の凱旋だった。20日のタイガース戦で日米通算500本塁打を達成したアスレチックス・松井が22日(日本時間23日)、今季初めて敵地ニューヨークでのヤンキース戦に臨んだ。

 2回の攻撃前。過去の名場面集に、500号を放った映像が大型スクリーンに流された。最後に巨人、ヤ軍など所属した4球団のユニホーム姿と「おめでとう500号本塁打」の文字が画面に。03年から7年間プレーした古巣の粋な演出に、松井も「それはもう、感謝の気持ちだけ。ありがたい」と感慨深げだった。

 試合直前には、今月9日に通算3000安打を達成した同い年のジーターと対面。互いの金字塔を称え合った。「おめでとうと言ってくれた。僕も同じことを言った」。スタメン発表時や打席に入る際には大きな声援や拍手も起こり「そんなに(歓声が)あった?集中しているから聞こえない」と照れた。

 試合ではかつての本拠地で左翼を守ったが、打っては3打数無安打。後半戦初のノーヒットに終わり「3打席とも芯で捉えたけど、仕方ない。正面を突いた」と悔しがった。チームも今季最多の17失点で、ヤ軍戦も11連敗となった。

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