松井秀が“存在感”示す ヤンキース優勝へ前進

[ 2009年9月26日 12:27 ]

レッドソックスに勝利し喜ぶ、松井秀(中央)らヤンキースナイン

宿敵との対決…松井秀“いい仕事”しました

 【ヤンキース9―5レッドソックス】ヤンキースは3連勝すれば3年ぶりの地区優勝が決まる2位レッドソックスとの今季最後の3連戦に先勝した。2安打2四球で4度出塁し、得点に絡んだ松井秀は「追い込まれてから出塁できて得点にもつながった。最大の敵だから勝ったのは大きい」と振り返った。
 レッドソックスの先発は今季14勝を挙げている左腕レスター。過去の対戦で3打数無安打の松井秀は1回に四球を選ぶと、3―0とした3回には右前打し、好投手から初安打。カウント2―1と追い込まれながら、外角低めのカーブをさばき、「何とか拾った感じ。うまく打てた」。後続の適時打で生還し、流れを呼び込んだ。
 3回の攻撃中、カブレラの打球がレスターの右足を直撃し、左腕は降板。ヤンキースにとってはさらに有利な状況となった。松井秀は4回1死二塁でも左腕ジョーンズから粘って左前打して追加点につなげた。
 レッドソックスには今季開幕から8連敗したが、ここ2カード連続で勝ち越し、盛り返しての大一番。プレーオフでも対戦する可能性がある宿敵に快勝し、地区優勝に大きく近づいた。(共同)

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2009年9月26日のニュース