館山トップタイ15勝!“ヤ投”3戦連続完投勝利

[ 2009年9月26日 06:00 ]

<ヤ・横>15勝目をあげた館山昌平

 【ヤクルト5―2横浜】エースが責務を果たした。3点リードの9回。館山は1死一塁で石川を三ゴロ併殺打に打ち取ると、ポーカーフェースのままマウンドを降りた。8安打2失点で今季4度目の完投勝利。チームを7月28日以来の3連勝に導き、CS進出へ徳俵で踏みとどまった。

 「ホッとしました。最後はピンチかと思ったが(三塁の)吉本がよく捕ってくれた」。7月25日の広島戦(広島)以来、1カ月ぶりの白星。ハーラートップタイの15勝目の喜びよりも安ど感をにじませた。
 初回に先制点を許したが終わってみれば今季最多の9奪三振。日大の同期生・村田は2三振を含む4打数無安打に封じる要所を抑えた。チームがこれまで6勝13敗と苦手にしていた横浜相手は今季初対戦。「相川さんが裏をかいてくれた」と女房役に感謝した。
 館山が勝てなかった1カ月間は、チームにとってもどん底だった。21日の広島戦(広島)では9連敗を喫し今季初の5位に転落した。22、23日広島戦(広島)で高木、ユウキと“伏兵”が完投でつないだバトンを右腕エースが落とすわけにはいかなかった。96年にブロス、田畑、吉井で達成して以来13年ぶりの3試合連続完投勝利。チームの神宮連敗を10で止めた。
 チームは0・5ゲーム差のまま3位・阪神をピタリと追走。高田監督は「もう悪い記録はないだろうな」と冗談を飛ばしながら「緊張感のある試合ができるのは幸せなことだね」と勝利の余韻をかみしめた。残り14試合。館山が復活した今、ツバメ軍団に再浮上する条件が整った。

 ≪田中“罰金アーチ”を反省…≫田中が悲喜こもごもの“罰金アーチ”を放った。同点の5回1死一塁でサインはヒットエンドランも、直球を引っ張って打ち上げてしまった。しかし、打球はそのまま左中間スタンド最前列に飛び込む4号決勝2ラン。結果オーライとなったが高田監督は「あれは罰金だ」と苦笑しきり。田中も「飯田さん(コーチ)に注意されました」と頭をかいていた。

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